カントー地方への旅 ３回目

　何だかんだでもう３回目。
　そんなわけで、今年もカントー地方へ行ってきましたー！

　行った場所は、

　・東京タワー
　・神保町
　・国立博物館、科学博物館
　・浅草橋

　……です！
　二泊三日の一人旅、楽しかったですｖ

１日目（５月１０日）　曇り

　リッチに新幹線で。
　隣の席のおばさんに飴をいただく。
　コーヒー飴と塩ミルク飴。
　ものすごくおいしい。

　富士山は静岡駅を通過してから見える。
　見える時は絶対に見間違えない。
　見えなかったら、それは周りの山と富士山の区別が付かなかったのではなく、本当に見えなかったということ。
　お天気がお天気なだけに見えなさそうだったが、霞みつつもバッチリ見えたので嬉しい。

　東京に着いて、まずホテルに荷物を預ける。
　研修中の人が多いのはそういう時期だから？
　そしてホテルの前から東京スカイツリーが見えた。
　ただもう高いの一言。
　完成したら今のほぼ倍になるらしいので、観光に行くならその時にしようと思う。

　雨が降る前に東京タワーへ。
　錦糸町から地下鉄を乗り継いで赤羽橋へ行く。
　行きたい所へはJRと地下鉄を乗り継げば大体行けるので、本当に便利だと思う。
　でもって、地下鉄は各駅停車。
　５分待てば次の電車が来るのは、さすが東京としか思えない。
　東京タワーで……これは料金高すぎるだろうと思いつつも展望台へ上がる。
　高い所から東京観光。
　出来た当時は視界を遮るものなんて無かっただろうなぁと思う。
　それが今や超高層ビルの陰に観光地を見る感じ；
　空にコナンの飛行船が飛んでいたのがとても印象に残った。
　曇っていたので特別展望台はナシ。

　フットタウンでお昼を食べてから、神保町へ。
　どこを見ても古書店があるのは、本当に面白かった。
　文房堂目当てに街を歩くも、地図を忘れていてなかなか見つけられない始末；
　その間に良い感じの和紙のお店を発見。
　山形屋紙店。
　ここのお婆さんが言うには、昔は紙屋ばかりだったのが、戦後紙では商売が難しくなったから、みんな本屋に変わってしまった、とのことらしい。
　私が聞いたのではなくて、インタビューに来ていた女学生が聞いていたんだけども。
　記念に和紙の端切れ詰め合わせ（３９９円）を買っていく。
　落ち着いてから中身を見ると、見た目よりもたくさん詰め込まれていた。
　なぜもう一束買わなかったのか……

　文明の利器の力を借りて、何とか文房堂へたどり着く。
　一度通った道だったのでショックだった；
　そして中に入ってさらにショックを受ける。
　物価が高すぎる……ユザで２０円の紙が６０円なんて……
　でも、品揃えや雰囲気が良かった。
　とにかくお洒落で落ち着いたお店だった。

　いい加減疲れたのでホテルに帰る。
　部屋は言うことナシ。
　浴室が臭わないのは高ポイント。
　照明もホテルにしては明るく、普通に字が書ける。
　ただし売店が見当たらない。
　禁煙フロアだったので、とても快適だった。
　欲を言うならば、もう少し枕が硬い方が……


２日目（５月１１日）　雨のち曇り

　上野の博物館めぐりと浅草橋へ。
　国立博物館は圧巻だった。
　重厚な雰囲気とか、展示量の多さとか。
　正直、神戸とは比較にならないと思った。
　ここだけで一日使うぐらいでないと、しっかり見て回れない。
　やっぱり国立は違うなぁ、ということか。
　修学旅行コースらしく、中学生ぐらのグループが至る所にちらほらと見えた。
　その次に科学博物館へ。
　こっちには、中学生に加えて幼稚園児の団体がわんさと来ていた。
　神戸の子供が王子動物園とか須磨海浜水族園とか、青少年科学博物館へ行くのと同じように、東京の子供はここへ来るんだろうなぁと思う。
　……何か羨ましい；
　もう一度行くことがあったなら、科学博物館だけで一日過ごしたいと思う。
　ここでお土産を買って浅草橋へ。

　……何となく、浅草橋へ来る時は、鞄の中に紙の束が入っていることが多いと思う。
　一回目はバテンの同人誌の束、今回は博物館のお土産のノートの束……
　立ちっぱなしで疲れたのと荷物が重いのとでまともに頭が回らず、貴和詣でを済ませてさっさとホテルへ帰る。


３日目（５月１２日）　雨時々曇り

　浅草橋後半戦。
　お土産用のアクセサリーの材料を買いに、今度こそビーズ屋さんを巡る。
　初めての時みたいに、品揃えに感動して、手当たりしだい買物カゴへ放り込むような暴挙はしなかった。
　……２年前そうして買ったビーズが未開封で残っているのを見ると……私なんて勿体無いことを……
　どこかで「作りたいものがないとビーズは買えない」という考え方に変わったんだろうなと思う。
　ビーズ屋さんへ行く前に、「さくらほりきり」という和紙クラフトメーカーへ行ってみる。
　ここが大当たり。
　とてもいい感じのお店で、メーカー直売店らしく、安くて品揃えが素晴らしい。
　買ったものの発送も５２５円でしてくれるので、荷物の心配ナシに買い物ができた。
　店内に制作スペースがあって、そこに修学旅行の中学生が来ていた。
　先生の話だと、この後渋谷で昼食、シルク・ド・ソレイユを見て、明後日に帰る予定らしい。
　一生一度の旅行になる子もいるという先生の言葉が、妙に耳に残った。
　たっぷり一時間店内を物色してから、パーツクラブへ。
　パーツ→貴和→シモジマと巡り、ホテルへ荷物を取りに戻る。
　ホテルでビーズ類をトロリーケースに押しこみ、東京駅へ向かう。
　いつも通り早すぎる時間に着いたが、今回も疲れきっていたので、ぎりぎりまで遊ぶ体力と心の余裕がない。
　でも時間はあるので、駅のイートインで旅行の記録をまとめる。

　帰りの新幹線。
　名古屋までお隣さん来ず！やった！
　残念ながら富士山は山頂の一部が見えただけ。
　新富士駅付近で見えることがやっと分かった。
　新幹線を降りてから、地下鉄、私鉄を乗り継いで家に帰る。
　やっぱりお家が一番だなぁと思いつつも、次はいつ行こうかと考えたりするあたり、旅行って止められないなぁと思う。



　そんな東京一人旅でした。
　次は九州方面へ行きたいです。