説得中の様子を母から聞きました。
認知症という病気の怖さを思い知らされました。
説得中のババの気の変わり方が普通じゃない。
娘婿説得→ババ、了解する→数分後ババ「施設?そんなとこ行かへんで!」→娘婿説得→ババ、了解する→十数分後ババ「施設?そんなとこ行かへんで!」→娘婿説得→今に至る
「やっぱり行かへん!」だったら分かるんですけどね。
数分前に自分が「行く」って言ったことすら消え去っているのが、やっぱり病気なんだなぁ……と。
1年ほど前にババがデイケアへ行く・行かないとごねた時があったのですが、その時はまだ「やっぱり行かへん」と、自分が一度は「行く」と言ったことを覚えていたのです。
そして、契約書を書いた後に、ジジに電話でドタキャンを伝えさせるという荒技をやってのけてました。
あの時はまだジジも頭はっきりしてたからなぁ……
今はもう無理だろうなぁ……
この話し合いの最中も、うとうと眠たそうにしてたらしいし。
さらに入院中のリハビリも空しく、もう一人では立てないみたいですんで。
入院中は杖で歩けてたのに。
高齢者は、一日寝たきりだと一週間、一カ月寝たきりだと一年間、リハビリしないと立てないらしいです。
まぁ、6年前に腰を悪くしてから、自力で歩けるように戻る気なんてさらさら無かったみたいですけどね。
どれだけお膳立てしたって、その人にその気が無ければ何もかも無駄です。
それは私にも言えることですし。
人間、しろと言われるとしたくなくなるもんなんです……ってことでしょうか。
で、ババ。
話し合いの最中でもそんな調子なので、今日はもちろんそんな話覚えていません。
新聞を止めないと、という話が出たそうですが、その時のババの言葉が
「何で新聞止めるんやろなぁ。私がおんのになぁ」
ババ、新聞全く読みませんけどね。
でもここで「施設入るからでしょ」と話を蒸し返してもデメリットしか無いので、聞かなかったことにしたそうです。
ババの場合は独りよがりな性格が強烈すぎるのですが、それが加齢と認知症によってさらに濃厚になっていっているみたいです。
認知症になると何も分からなくなる?
とんでもない。
自分にとって快・不快はしっかり判別できますよ。
それはもう敏感に嗅ぎ付けて。
03 | 2024/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
好きな果物はみかん、好きな動物はハムスター。
どうぞよろしくお願いします。