思い起こせばなんつー孫だ……

2013年5月18日、祖父が亡くなりました。

　私はジジババのカテで書きたい放題で散々なことを書いてきました。
　なんという親の親不孝な孫だと、今はその気持ちでいっぱいです。
　ただ、それも色々過ぎ去った今だからこそのこと。
　その時抱いていた気持ちは確かにその時感じていたものだったので、今「なんであんなこと思って書いたんだろなー」……とは思いません。
　でも反省はしています……
　イヤな孫でごめんね、おじいちゃん……
　というか、これは多分、おじい・おばあにも問題があったと思うけど、それ以上におじい・おばあの娘と息子に問題があったんだと思う。
　でもって……いや、もうこれ以上書きますまい。
　ひとつ時代が先に進んだ、それだけでよいのです。

急展開とものすごい後悔

　祖母が亡くなりました。
　タイトル通りあまりにも急な出来事で、施設に入ってから何もしていないことにものすごく後悔しています……

親を施設に入れて離れて暮らすってのは

　こちらに何があっても急な呼び出しに対応しますってことなんだよ！


　私は冷たいのか？冷徹なのか？
　現代っ子の感覚だと思いこみたいけども、それじゃあんまりにも……

記憶に残らない

　説得中の様子を母から聞きました。
　認知症という病気の怖さを思い知らされました。


　説得中のババの気の変わり方が普通じゃない。

　娘婿説得→ババ、了解する→数分後ババ「施設？そんなとこ行かへんで！」→娘婿説得→ババ、了解する→十数分後ババ「施設？そんなとこ行かへんで！」→娘婿説得→今に至る

　「やっぱり行かへん！」だったら分かるんですけどね。
　数分前に自分が「行く」って言ったことすら消え去っているのが、やっぱり病気なんだなぁ……と。
　１年ほど前にババがデイケアへ行く・行かないとごねた時があったのですが、その時はまだ「やっぱり行かへん」と、自分が一度は「行く」と言ったことを覚えていたのです。
　そして、契約書を書いた後に、ジジに電話でドタキャンを伝えさせるという荒技をやってのけてました。
　あの時はまだジジも頭はっきりしてたからなぁ……
　今はもう無理だろうなぁ……
　この話し合いの最中も、うとうと眠たそうにしてたらしいし。
　さらに入院中のリハビリも空しく、もう一人では立てないみたいですんで。
　入院中は杖で歩けてたのに。
　高齢者は、一日寝たきりだと一週間、一カ月寝たきりだと一年間、リハビリしないと立てないらしいです。
　まぁ、6年前に腰を悪くしてから、自力で歩けるように戻る気なんてさらさら無かったみたいですけどね。
　どれだけお膳立てしたって、その人にその気が無ければ何もかも無駄です。
　それは私にも言えることですし。
　人間、しろと言われるとしたくなくなるもんなんです……ってことでしょうか。

　で、ババ。
　話し合いの最中でもそんな調子なので、今日はもちろんそんな話覚えていません。
　新聞を止めないと、という話が出たそうですが、その時のババの言葉が
「何で新聞止めるんやろなぁ。私がおんのになぁ」
　ババ、新聞全く読みませんけどね。
　でもここで「施設入るからでしょ」と話を蒸し返してもデメリットしか無いので、聞かなかったことにしたそうです。

　ババの場合は独りよがりな性格が強烈すぎるのですが、それが加齢と認知症によってさらに濃厚になっていっているみたいです。
　認知症になると何も分からなくなる？
　とんでもない。
　自分にとって快・不快はしっかり判別できますよ。
　それはもう敏感に嗅ぎ付けて。

信じられないことが起こりました！

　今日はジジババの高齢者専用住宅入りを目指した家族会議の日……
　何と、ジジがお世話になっている病院の先生が作った施設に空きが出来たので、「○○さん、どうですか？」とお誘いをいただいていたのです。
　願っても無い超朗報です！

　けど……多分無理だろうなぁ。
　ジジババの娘の旦那さんまで来てくれてますが、果たしてどこまでまともな話し合いが出来ているのか。
　ジジは何言われても「ん」としかいわなさそうだし、ババに至っては「そんなとこ嫌いやねん！家守らなあかんねん！」……だし。
　果たして子供たちの未来は!?

　と思ったら、これを書いているまさにこの時に話し合いの結果が！



　祝・入居決定!!!


　驚きです！
　信じられません！
　途中ババの気が何度も変わったらしいですが、その度に娘婿が説得してくれたみたいです！
　ありがとう！ありがとう！！
　やっと光が見えた、そんな気分です！
　

　……これからもババの気は変わるでしょうが……なにせ認知症……話し合いをしたことすら記憶に残らなさげですけど……

もうだめだ

　この手の話題が増えてきたので、新たに「ジジババ」カテゴリーを追加……
　早く仏壇の前で「あの時は大変だったわねぇ～www」「ほんとねぇ～～～www」とか言いてぇえぇぇぇえぇぇぇぇぇ!!!!

本日のおばあ様

　今日は母と祖母の家にお食事を食べに行ったのです。
　と言っても、弁当チェーン店のを選んで買ってきただけです。

　おばあ様、自分でちっとも選ぼうとしないのですよ。
　文字見るのも写真見るのも嫌みたい。面倒みたい。
　全然考えずに「みかんと同じのにして」って……私選んだのは鳥の甘酢あんかけよ。
　おばあ様、あっさりしたのが良いみたいなこと言ってたから、これはダメでしょ。

　で、本日の認知症名言。
　母に向かって祖母が一言。
祖母「あんたは姑がおらんから楽やろ」
母・私「(　ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ」
　多分、「私は姑と一緒に住んでたからしんどかったけど、一緒に住んでないから楽やろ」、という意味だと思うのですが……
　それでもひたすら　(　ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ　です。
　自分が母やヘルパーさんをはじめとする色々な人から支援されているからこそ、自宅で生活できているという事を全然分かっていない。
　さすがおばあ様です。ビッグです。図太いです。
　そういうところ、見習いたいです。

　あぁ、最近こんな内容ばっかりや……

きょうのおばあちゃん

　午前中に一回、午後にもう一回電話がかかってきたんですが、その内容が……；；
　認知症って分からない……分からないよ……

「なんでこんなことになったんやろ」

　……とは、父方の祖母の口癖ですが、それは子供・孫全員がそう思っていることだと思うのです。
　ただ口には出さないだけで。

　というわけで、以下壮絶なことになりそうなので畳んでます。



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　書いた。
　想像以上に壮絶な内容になった。
　まさに「なんでこんなことになったんやろ」状態。
　でも今回は消さない。
　これでもまだまだぬるいと思う。
　それに、インターネットは言いたいことが言える場だと思うから。

どうしようもなく嫌な話

　こういうことは書くべきじゃないし考えるだけでもバチあたりな気がしますが、書かないと気が済まないので書きます。


　……と考えて書いたのですが、あまりにもえげつない内容なので消しました。

　とりあえず、今、家出したいです。
　と言うか、逃げたいです。
　……この歳になって家出ってのも変なんですけど……


　お金さえあれば万事解決するんですけどねー。